明大祭2022にて制作したアクションゲームです。
Nintendo SwitchのコントローラであるJoy-Conを振って、物理的に「一限」を斬るゲームです。

ゲームイメージ

画像クリックで拡大します。

GitHubリポジトリ

https://github.com/AmanatsuTouko/IchigenZamurai

担当

ゲームデザイン・コーディング・麻雀牌の3Dモデル作成

制作期間/使用したツールなど

製作期間:2週間
使用ツール:Unity, Joyconlib(Unity package), Blender, ClipStudioPaintPro

明大祭展示当日の様子

Joy-Conを使って、小学生から大人の方まで幅広い年齢層の方にプレイしていただきました。
3日間開催された明大祭では、計150名にプレイしてもらいました。

工夫・苦労した点

◆デザインコンセプト

昨年度の反省を活かし、誰でも入力がしやすい単純なゲームを目指しました。
物理的に一限を斬る、というコンセプトについて
ターゲットとしていた大学生の多くの方にクスッと笑って頂けたことが嬉しかったです。

◆Joy-Conを使って斬る動作を検出する

JoyconLibというUnityPackageを用いて、Joy-ConをUnityを接続。
Joy-Conの傾き・加速度センサを用いて、斬る動作を検出しました。
2週間という短い期間で、このゲームの根幹となる斬る実装を、
いかに早く終わらせてゲームのクオリティアップを図れるかがとても難しかったです。

◆Joy-Conをポインタデバイスとして使えるようにする

全ての操作をJoy-Conで完結させるため、難易度選択画面などをポインタで選べるようにしました。

◆麻雀牌の3Dモデルの自作と初の3Dゲーム

去年までの明大祭出展ゲームは2Dゲームでしたが、今回初の3Dゲームを制作しようと
意気込んでみたものの、2Dゲームと違って考えることが非常に多く、とても楽しかったです。
カメラワークや照明、座標の設定などが大変だった記憶があります。
特に、麻雀卓と麻雀牌の3Dモデルの制作に時間がかかりました。
初めてBlenderを用いて、YouTubeで解説動画を見ながら3Dモデルを作成しました。
作成した3DモデルをUnityに取り込んで、テクスチャを変えるという単純な作業だけでも
エラーが多く苦労しました。

◆シンプルな操作説明

展示する際に説明補佐が要らないように、操作説明をゲーム内に組み込みました。
操作とルールについて、視覚的にかつ簡潔にわかりやすく3枚でまとめました。

URL

一限侍 Download - GoogleDrive こちらのリンクからダウンロードできます。Windows, Mac両対応です。

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【Unity】Joy-Conをポインタデバイスとして使う - Qiita

Joy-ConをポインタデバイスとしてUnityで用いる実装についてはこちらにまとめました。

開発動機と参考にしたゲーム、明大祭当日の反省などについて書きました。